ロンドンのおすすめ買い物ガイド!予算に応じた様々な選択肢が存在するとはいえ、ロンドンのどこでショッピングを楽しむかは常に難しい選択です。予算、テイスト、時間に応じておすすめが変わります。
ロンドンの上質で多様性溢れるショッピング体験は世界中から知られています。Oxford Circus(オックスフォード・サーカス)、Covent Garden(コヴェント・ガーデン)、Bond Street(ボンド・ストリート)、Harrods(ハロッズ)はイギリスのショッピング文化の象徴とも言える場所で、地元民、観光客を含めこぞって皆が集まる場所です。お店は1週間を通して夜遅くまで営業しており、9:00 – 17:00まで働くロンドンっ子にも便利な時間帯となっています。

有名な通りは簡単に見つけることができますが、さらにニッチなロケーションとなると話は別。こちらの記事では、奇抜なヴィンテージショップから、高級ブランド、お土産天国までロンドンのショッピングのいろはをご紹介します。

ロンドンのおすすめ買い物の際の心得
動きやすい服装を
ロンドンは何と言っても大都市です。ショッピングの際は気づかぬ間にかなりの距離を歩き回ることになるでしょう。動きやすい服装、靴は必須です!お店に多数出入りするのであれば、基本的に店内の温度設定は高めに設定(特に冬の時期)されているので脱ぎ着をしやすい重ね着をするのが吉。そしてもちろんロンドンの気まぐれな天候には傘をお忘れなく!
混み合う時間を避けるのが吉
人混みに溢れていることから想像がつくように、ロンドンのショッピングシーンはとてもポピュラーです。試着や会計で行列に巻き込まれたくなければ早い時間にお店に行くのがおすすめ。特に最適なのは多くのお店がオープンする10:00頃から会社勤めの人がランチに繰り出し始める13:00頃の間の時間帯。ランチタイム後の時間と仕事上がりの夕方以降はピークタイムですので可能であれば避けるのが無難です。
免税ショッピングをしよう
VATは日本でいう消費税のような物品、サービスに付加される税金です。観光で訪れている方であれば、免税制度を利用でしょう。
対象の方は、まず店頭にて免税制度がその店舗が行なっているかの確認をしましょう。利用の際は帰国時に空港の免税カウンターに提出をする免税手続き用の書類(VAT 407)と、購入時のレシートの受け取りをお忘れなく。
ロンドンで高級ブランドショッピング
ボンド・ストリート & メイフェア Bond Street and Mayfair
ボンド・ストリート、メイフェアは世界的に名の知れたブランドが集まるエリアです。メイフェア地区には1909年創業の高級ブランド品を扱う有名デパート Selfridges や、イギリス王室御用達のスーパーマーケット Fortnum & Mason が存在します。ルイヴィトン、ティファニー、バーバリー、ヴィヴィアン・ウェストウッドなどの旗艦店もこちらのエリアです。

ハロッズ Harrods
ハロッズは世界で最も有名なデパートです。Knightsbridge(ナイツブリッジ)地区に位置するこちらの面積90,000平方メートル、330もの店舗が集まる高級デパートでは、デザイナーが手がけた商品がずらりと並びます。家具、生活用品、アート、服飾品、食品、そして過去にはペットまで。ハロッズは過去にの虎を始め、数多くの希少動物を販売するお店でもありました。毎年クリスマスシーズンにはウィンドーが美しく装飾され、多くの人を魅了します。

レジェント・ストリート & ジャーミン・ストリート Regent Street and Jermyn Street
レジェント・ストリートは街並みの美しさもさることながら、高級ブランドと、ストリートブランドが融合した地区でもあります。ロンドンでも指折りの歴史を誇るお店がこの地区にはいくつか存在していて、その中でもLiberty(リバティー)というチューダー様式の美しい建築が特徴のデパートやHamleys(ハムリーズ)という巨大なおもちゃ屋が有名です。ジャーミン・ストリートは歴史的にメンズファッションのお店が並ぶ場所として知られており、オーダーメイドのシャツのお店や、高級靴店などが存在します。

ロンドンのお土産探しにぴったりなエリア
オックスフォード・ストリート Oxford Street
オックスフォード・ストリートはロンドンで最もポピュラーで人出の多いショッピングエリアです。観光客に人気の場所であることから、大規模なお土産屋が通り沿いで営業しています。アイ・ラブ・ロンドンのTシャツから帽子、マグカップ、キーリング、ポストカードまでなんでも見つかります。オックスフォード・サーカスを歩き回れば、きっと思い描いたお土産が見つかるはずです!

カムデン・マーケット – Camden Market
16の小さな出店からスタートしたこのカムデン・マーケットは現在ではロンドンを代表するマーケットの一つとなりました。有名なのはもちろん、規模もロンドンで最大です。一週間常にオープンしているこちらのマーケットには、ファッション、音楽、グルメなど1000を超える様々な出店が、個性的な店構えであなたを迎えます。ストリートフードのトラックやヴィンテージショップ、個人経営ブティックからレコード屋、移動式バーまでなんでも揃います!

コヴェント・ガーデン・マーケット Covent Garden Market
コヴェント・ガーデンは1830年から数々のマーケットが行われてきました。180年以上が経った当時の建物が今も現存するだけでなく、その建物は現在でもロンドンを代表するマーケットの本拠地として利用されています。Apple Market(アップル・マーケット)の建物内では今日、ハンドメイドの作品や美術品が並びます。毎週月曜日には、アンティークな一品が並ぶ通りに変貌し、ユニークなロンドン土産をお探しの方にぴったりな行き先です!

ロンドンでヴィンテージ品ショッピング
ショーディッチ Shoreditch
ショーディッチはロンドンでヴィンテージ品ショッピングをする上で一番おすすめのエリアです。Brick Lane (ブリック・レーン)でのヴィンテージ品巡りはもちろんですが、Hanbury Street(ハンブリー・ストリート)、Cheshire Street(チェシャ・ストリート)にも有名店が並びます。こちらの二つの通りは、ブリック・レーンよりも少し空いていて買い物しやすいです。毎週日曜にはブリック・レーン・マーケットが開催され、通りはさらにヴィンテージ品を扱う出店が道いっぱいに広がります。

コヴェント・ガーデン Covent Garden
コヴェント・ガーデン・マーケットから目と鼻の先の場所に、ヴィンテージ品が多数集まるエリアが存在します。Seven Dials(セブン・ダイアルズ)までにかけ、WOW retro、Blackout、Rockit、the Vintage Showroomのようなお店が並びます。観光客にあまり知られていないエリアであることから、掘り出し物が見つかる可能性大です!

ポルトベロ・ロード Portobello Road
アンティーク品をお探しなら、こちらのポルトベロ・ロードが行き先です。ポルトベロ・ロード・マーケットはロンドンを代表するマーケットであることはもちろん、毎週日曜に開催される世界最大規模のアンティークマーケットが有名です。世界中からこの800メートルほどの通りに掘り出し物を探しに人々が集まります。宝探しをして過ごす休日の昼下がりなんで素敵ですよね。

ロンドンでグルメショッピング
Tesco(テスコ)、Sainsburys(セインズベリーズ) 、Morrisons(モリソンズ)
滞在先の近くでスーパーマーケットをお探しなら、大体はテスコかセインズベリーズを見つけられるはずです。こちらのロンドンっ子御用達の巨大スーパーマーケットチェーンはロンドン市内のどこでも見つかります。お店の規模は場所によりまちまちです。グーグルマップなどを利用してお近くのお店を探しましょう。
Waitrose(ウェイトローズ)、Wholefoods(ホールフーズ)
もう少し高級な食材をお探しなら、ウェイトローズかホールフーズを探しましょう。これらはどちらもプレミアムな食材を取り扱うスーパーマーケット。アメリカ発祥のホールフーズは主にオーガニック食材の取り扱い。ウェイトローズはバラエティーに富み、上質で少々価格帯が高めの商品を扱います。ウェイトローズは規模の大小はありますがロンドン市内に多数存在。ホールフーズは大型スーパーで、ピカデリー・サーカス地区を含め、市内に数店舗存在します。
ASDA(アズダ)、Lidl(リドル)、Iceland(アイスランド)、Aldi(アルディ)
節約志向の強い方ならアズダ、リドル、アルディ、アイスランドがおすすめ。これらのチェーンの店舗数はテスコなどに比べ限られますが、それでもロンドン市内に多数存在しています。ゾーン2よりも郊外のエリアに多く存在していて、市内の中心部にはあまり存在しません。破格の値段で食品が購入可能で地元民で溢れかえっています。